西麻布フィオレンツァのウマい話 |
こんにちわ、チダです。
花粉の薬のおかげで眠くてしょうがない! まー、お客様と接している時は気が張るので平気なんですけど、準備時間とか大変です。 大友シェフが2人に見えたり、右に行こうと思ったら左に行ったり、醤油かけようと思ったら洗剤かけたり・・・(;一_一) 花粉なんて大っ嫌いだー!!! ・・・ってなわけで、今回はワインの紹介をしつつ、“アッビナメント”について触れたいと思います。 コチラのワインは、ヴェネツィアがありますヴェネト州生まれ。 アンセルミさんがつくるサン・ヴィンチェンツォというワインです。 桃や白い花、蜂蜜などのたっぷりした香りを引き締める豊富なミネラル感、飲み心地も柔らかで本当に良いワインです。 さて、“アッビナメント”とは? 恐らくみなさんは“マリアージュ”という言葉を聞いた事があると思います。そう、「料理(チーズ)とワインの相性」を表現した言葉です。 同じようにイタリアには“アッビナメント”という言葉がありまして、やはり相性を表現しています。 イタリアソムリエ協会の授業では、アッビナメントをする際に、塩分、糖分、脂分(溶けだしたものと固形のものは別)、辛み(唐辛子)、アロマ(ニンニクやショウガなど)など、その料理がもつ要素を細分化し、同じようにワインも酸度、糖度、塩分、渋味(基本は赤ワインのみ)、ミネラルなどに分けて、双方をグラフにしながら合わせていきます。そのあとで、感覚では相性はどうか?という話になっていきます。 しかし、イタリアソムリエ協会が特に重要視する相性のポイントは「その土地の料理とワインを合わせる」という事です。 当然と言えば当然かもしれませんが、当時のボク的には目から鱗でした。 そこでやっと、今回このサン・ヴィンチェンツォはゼヒ白アスパラと合わせていただきたい!という話につながるわけですが、ヴェネト州の山間には「バッサーノ・デル・グラッパ」という白アスパラの名産地があり、春になるとバッサーノ産白アスパラを求めて世界各地から人が押し寄せるほどです。 そんな土地のワインと白アスパラ、合わないわけがない!確かに美味い! 確かに、ピンポイントで土地のものに固執せず幅広くいこうよ!という考えも大アリですが、ボクは前者が好きですね。 だって、感動の度合いが違うんですよ、全然。 今後もこんな風にイタリア料理とイタリアワインを紹介できたらなーなんて思います。 もちろん、高級ワインじゃ意味がない!だって、無条件に美味しいんだもん! 安旨ワイン、期待してください(^_-)-☆
by nishiaza
| 2011-03-09 16:36
| ワイン
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